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心和整体療術院 研究誌

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整体師のちょっと気になる話~自律神経~(17)

前回は『心と腸』というお話でした。

今回は『心と腸と体型と』というお話です。

前回に心が及ぼす腸への影響をお話ししました。
その話の続きなかなか痩せない人です。

『それほど食べていない』というのに太ってしまう人はいませんか?
また『きちんと食べているのに体型が変わらずスマート』な人もいますよね。
この違いの原因の一つに腸内環境の良し悪しがあります。
腸内環境が悪くなると消化や吸収の能力も弱まり、必要な栄養素は吸収されず毒素ばかりが体内に溜まることになります。
さらに代謝が落ち栄養素ではなく毒素や老廃物を含むドロドロの血液が体内を駆け巡り、最終的に『内臓脂肪』として蓄積という訳です。
近年の研究では自律神経の乱れが肥満の大きな原因となることがわかってきました。
太っている人の自律神経を調べると、多くの人が自律神経全体のバランスが低下しているそうなのです。
特に副交感神経の働きが大幅に低下しています。
腸を動かすのは主に副交感神経なので納得の結果ですね。
つまり
  ★自律神経の乱れ=腸内環境の乱れ
となり
  ★自律神経の乱れ=腸内環境の乱れ=痩せない体
となるわけなのです。

特にここで注意すべきは食事です。
ダイエットしているからと食事を抜くと腸が動かなくなり自律神経のバランスが低下し、一時的に痩せてもさらに太ってしまう結果を招くこともあります。
ということで、三食バランスよく食べるというのがダイエットの近道のようです。
『痩せたいなら食べましょう
』なんて、なんとも矛盾を孕んでいるようにも聞こえます。
ただ痩せるだけなら極論食べなければ痩せます、がしかし健康的とは言えませんよね?
さて皆さんはどうしますか?


では今回はここまでで。
次回は『~自律神経~(18)』で続きのお話をしたいと思います。

それではまた^^

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