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心和整体療術院 研究誌

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整体師のちょっと気になる話~腰痛~(2)『100年時代』

前回は『5人に1人』というお話でした。

今回は『100年時代というお話です。

今や人生は『100年時代』と言われたりするほど寿命が長くなりました。
当然、誰もが健康で自立した生活を送れることを望んでいるでしょう。
しかし前回のお話しにもありましたように『5人に1人』もの腰痛を抱えている人が存在します。
少し話はズレますが、腰という漢字は「肉月」の月に「要」が組み合わさっていますね。
これは腰が体の中心であり、動作の要であることを意味します。

 ・立つ
 ・座る
 ・歩く
 ・走る

これらは腰が安定して正しく機能しなければままなりません!
つまり腰の不調をケアする、もしくは予防するということは健康寿命を延ばす要因の1つになると言えるのではないでしょうか。

ここで1つ注意点があります。
腰痛で悩まれた方に見られるパターンで、用心のため日常行動を制限し出歩かなくなったり、余り身体を動かさなくなったりなんていう人がいるのです。
痛みから活動が消極的になるのはよく分かりますし当然無理は禁物ですね。

唐突ですが皆さんは『ロコモ』という言葉を聞いたことがありますか?
正式には『ロコモティブシンドローム』と言います。
これは2007年に日本整形外科学会が提唱した概念で

 〇年齢を重ねることによって筋力が低下
 〇関節や脊椎などの病気を発症

などで運動器の機能が低下し、立ったり、歩いたりといった移動機能が低下した状態を指します。
ロコモは病気ではありませんが、高齢化が進む日本ではロコモから寝たきりや要介護への移行を予防することに注視されているのです。
つまり腰痛だからとただ安静にするのではなく、無理ない程度に身体を動かす(ウォーキングやストレッチなど)ことで健康寿命が延びる可能性があるということですね。
またそもそも腰痛にならないよう『予防
を大切にしていきましょう!
さぁ『100年時代』どう生きられますか?


では今回はここまでで。

次回は『~腰痛~(2)』で続きのお話をしたいと思います。
それではまた^^


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