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心和整体療術院 研究誌

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整体師のちょっと気になる話~自律神経~(33)『大切なため息』

前回は『ルーティーン』というお話でした。

今回は『大切なため息というお話です。

『ため息と言えば『幸せが逃げる』というイメージが上位に入るのではないでしょうか。
どちらかというとネガティブな印象を受けますよね。
けれど自律神経の面から見ると案外体にいいものだったりするのです。

ため息が出る時は心配事で悩んでいたり、根を詰め作業をしていたりする場合があります。
その際に体は緊張で強張り、呼吸が浅くなり血管が収縮し、結果自律神経が不安定になってしまうのです。
そこで『ふぅ~』っとゆっくり長く息を吐くことで、浅くなった呼吸が深くなります。
すると滞っていた血流を良くし酸素の供給量も増え副交感神経の働きを高めてくれるのです。
つまり『ため息は心と体がリセットできる浄化作用』と言えるでしょう。
逆に溜息を我慢してしまうと、血流が悪くなり頭痛や肩こりなどの不調につながる可能性が高くなります。

これから溜息は遠慮なく思いっ切り吐いてあげるといいかもしれませんね。
ただしシチュエーションによっては怒られることもありますので注意して下さい!


では今回はここまでで。

次回は『~自律神経~(34)』で続きのお話をしたいと思います。

それではまた^^

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