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心和整体療術院 研究誌

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思ってたのと違う事って往々にありませんか?

暑い、熱い、厚い(熱気の壁が)。
いつまでこの暑さは続くのだろうか?
日々汗水垂らして生活しておりますが、そんな暑さはお構い無しと私の空腹感は飢え続けております。
これ位の熱気ごときでは、私の食欲は止まらないぜと、あざ笑うかの如く現在進行形でお腹が鳴っております……。

さてタイトルにもある通り、生活をしていて思っていたのと違う?と思ってしまうシーンはないでしょうか?
例えば透明の飲料水に味が付いているとか。
塩だと思ったら砂糖だったとか。
コーラだと思ったら麺つゆだったとか(あっこれは最近友達にしたドッキリでした)。
こういうことは意外とありませんか?
そこで今回はβカロチンのお話です。

緑黄色野菜に多く含まれている『βカロチン』は、強い抗酸化作用があることで知られています。
代表例として人参・ほうれん草・かぼちゃなんかに含まれていますね。
この健康効果を一層取り入れたい人向けに、様々なサプリメントが販売されていますが、野菜から摂取する方がよさそうなのです。
βカロチンと肺がんの関係性については、1985年からフィンランドで行われた有名な研究があります。
その調査結果が、βカロチンのサプリメントを飲んだ方が肺がん発生率が高くなったという驚きの結果であった。
これを『フィンランドショック』というようです。
これは緑黄色野菜を食べると、様々な病気になりにくいことは間違いないみたいですが、純粋なβカロチンのみを大量に摂取すると、人間の体で逆の働きをしてしまう可能性がでるということです。
つまり、βカロチンのみが肺がんに効果的という訳ではなく、他の様々な成分が集約して効果を発揮しているみたいです。
結果として、サプリより野菜を食べたらOKとうことみたいです。

安易だからと目先のモノに飛び付くと、思わぬ事象を引き起こしてしまうかもしれませんよ。
さあ皆さん、どうなさいますか?

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