心和整体療術院 研究誌
整体師のちょっと気になる話~自律神経~(14)
前回は『自律神経と呼吸』というお話でした。
今回は『自律神経を整える入浴』というお話です。
はじめに結論から申しますと
★39~40℃のお風呂に15分
理想的な入浴の基本があるそうで、それが上記の温度と時間となるそうなのです。
更に付け加えると
★初めの5分は首まで浸かる
★後の10分はみぞおちあたりまで浸かる
この入浴方法をすると血行促進に最適な38.5~39℃の深部体温に上げられるため、副交感神経の働きが高まりぐっすり眠りやすくなります。
逆に悪影響を与えてしまうのが、『42℃以上の熱いお風呂』に入ることです。
熱いお湯は交感神経を急激に高めて血管を収縮させてしまいます。
また血圧が急上昇して脳卒中や心筋梗塞を引き起こす可能性が高まるのご注意を!
これから暖かくなってきますが、暑い夏でも『最近体が疲れてるなぁ』・『疲れが抜けないなぁ』・『いい睡眠がとれないなぁ』なんて言う人はしっかりお風呂に入ってみてはいかがでしょうか?
では今回はここまでで。
次回は『~自律神経~(15)』で続きのお話をしたいと思います。