心和整体療術院 研究誌

整体師のちょっと気になる話~自律神経~(16)

前回は『疲れてると感じたらアクティブに動いてみては』というお話でした。

今回は『心と腸』というお話です。

皆さん緊張した時にお腹が痛くなったり、ストレスのせいで便秘や下痢になったりした経験はありませんか?
これは心と腸が密接な関係にあり、また自律神経が相互に作用しているためなのです。
腸には消化と排泄だけでなく血液を作りだす源でもあります。
腸内には無数の細菌がい約
 ★善玉菌 :2割
 ★悪玉菌 :1割
 ★日和見金:7割
と言われています。
この日和見菌が食生活の乱れにより悪玉菌に傾いてしまうと、血液の質は悪くなり善玉菌に傾くと良くなります。
また腸内環境が良い人の場合
 ★血液がサラサラ
 ★血流がスムーズ
 ★自律神経が安定
逆に腸内環境が乱れると
 ★血液がドロドロ
 ★血流が悪くなる
 ★便秘や肌荒れ
 ★精神的にイライラ
 ★自律神経が不安定
となります。
この中でも腸内環境の悪化からくる便秘は問題になります。

なんと人間の幸福感を左右するセロトニンが作られなくなる!のです。
セロトニンの脳内分泌量はわずか数%しかなく約95%は腸壁で作られています
そして便秘になると慢性の腸壁炎症が起こっている状態なので、当然セロトニンを作る働きも低下しているわけです。
つまりその結果
 ★気力低下
 ★慢性疲労
 ★うつ症状
などの心の病を発病することにつながります。
思っているより意外と怖い結果を招くので、ストレスが溜まってきたなと感じたらウォーキングなどして発散させてみてはいかがでしょうか?


では今回はここまでで。
次回は『~自律神経~(17)』で続きのお話をしたいと思います。

それではまた^^

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