前回は頭痛には『一次性頭痛』と『二次性頭痛』があるというお話でした。

今回は『一次性頭痛』についてお話していきます。
おさらい
一次性頭痛は病気などの原因がなく、慢性的に起こり普段多く感じる頭痛です。
その中でも主に３タイプあり、まず初めに『片頭痛』のお話をしていきます。

主な特徴
　◎片頭痛は血管性頭痛とも言われる
　◎頭の片側もしくは両側が脈打つようにズキズキ痛む
　◎吐き気や嘔吐を伴うことがある
　◎光や音に敏感になることもある
　◎痛みは強く、4～72時間持続することも
　◎体を動かしたり、お風呂に入ったりすると悪化する

原因はまだはっきりしていないそうです。
何らかの刺激が三叉神経痛（脳から直接でている神経）の刺激に繋がり、連鎖反応的に血管の拡張や炎症が発生するためと考えれています。
また片頭痛が起こる前兆として、『目の前がカチカチする』や『目が回る』など現れることも。
傾向的に20～40代の女性に多くみられ、月経時やその前後に発症するケースが多くみられます。
それからこの頭痛を引き起こす要因として考えられているのが

　◆ストレス・精神的緊張（解放された時に起こりやすい）
　◆疲れ
　◆空腹
　◆アルコールの摂取
　◆寝不足（寝過ぎ）
　◆月経
　◆人込みや騒音などの物理的な刺激
　◆天候の変化

この中の『空腹』は朝食を抜いたりする人だったり、寝過ぎで食事を飛ばしたりする場合に起こりますので、規則正しい生活を心がけると改善しやすいですよ。
ただしチョコレート・チーズ・ハム・ヨーグルト・赤ワインなどは、摂り過ぎると片頭痛を誘発する食べ物なので注意してくださいね！

では今回はここまでで。
次回は『～頭痛～（3）』で緊張型頭痛のお話をしたいと思います。

それではまた＾＾