心和整体療術院 研究誌

整体師のちょっと気になる話~自律神経~(5)

前回は『交感神経と副交感神経の役割』というお話でした。

今回は『自律神経と謎の腰痛』です。
病院へ行っても原因は分からない慢性的な腰痛に苦しまれる方はいませんか?
整体師というお仕事をしていると『何もしていないのに腰が痛いんです』なんていうことをしばしば耳にします。
詳しく普段過ごしている生活のお話を聞くと、ほとんどの場合何かしら腰痛の原因となる習慣が見つかるのです。
その場合その習慣を改善するか、簡単なトレーニングやストレッチをレクチャーしたりします。
ですが原因不明の痛みに悩まれている方も一定数いるのです。
そんな時はもしかすると自律神経が影響しているかもしれません!

通常は夕方から夜にかけては副交感神経が優位になりリラックス状態で過ごします。
しかし緊張やストレス、イライラが続いたりすると交感神経が優位に働き血管が収縮して血流が悪くなります。
この状態が長時間になると、血流が滞ってしまい痛みへとつながるのです。
これは腰痛だけでなく、人によっては頭痛・肩こり・全身のだるさなど様々な不快な症状を引き起こします。
その際はまず体を休めてリラックスすることをお勧めしますよ!
例えばゆっくり湯船に浸かったり、寝る前にストレッチをしたり、不規則な生活習慣を改めて早寝早起きなんてことも効果的です。
なかなか考えが巡って眠れないという人は瞑想というのもお勧めです。
まずは1分何も考えないということにチャレンジしてみてはどうでしょうか?

では今回はここまでで。
次回は『~自律神経~(6)』で続きのお話をしたいと思います。

それではまた^^

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