心和整体療術院 研究誌

整体への通院を迷っている方へ~猫背のお悩み~⑦

前回は『体幹はトイレットペーパーの芯のようなも』というお話でした。

体幹とはそもそもどの部分を指すのでしょうか?
何となくは分かるけどそう言われると意外と分からないですよね。
早速答えから発表します。

 ◎肋骨と骨盤の間にある空洞には腹筋群という各種の筋肉がある
 ◎これが内臓全て覆ってくれている
 ◎これらの筋肉を総称したものが『体幹と呼ばれている

もう少し詳しく話すと、身体は肋骨と骨盤の間には背骨が通っているだけで空洞状態です。
肋骨には心臓や肺といった大切な器官を守る大切な役割があります。
これは命に直結する重要な器官なので固い肋骨で守られているという訳です。
しかし他にも胃・腸・脾臓など重要な内臓があり、犬や猫のように肋骨が骨盤の位置まで続いていれば全ての臓器が守られるのですが、人間は進化の過程で肋骨の数が少なくなり今の形態になりました。
それは何故?
実は肋骨の数が少なることで様々な動きができるようになったのです!
ダンスや球技、日常の動作など身体を動かす際のことを思い浮かべてもらってみると、色々な方向に身体をねじる運動をしていませんか?
ねじる動作ができるのは肋骨が胸部までしかないからです!
ではねじる動作を確保しながら内臓を守るにはどうすればいいのでしょうか?
そこで大きな役割を果たすのが筋肉になり、肋骨と骨盤の間にある『筋肉群』が『体幹』なのです。

では今回はここまでで。
次回は『~猫背のお悩み~⑧』でもう少し体幹部分の筋肉の話をしたいと思います。

それではまた^^

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