心和整体療術院 研究誌

『ごま』すってますか?

本格的に食事の量を減らして減量に臨んでいるのですが、その際にサラダをよく食べています。
皆さんはサラダに何をかけますか?
私は、カロリーが比較的低いという事で胡麻ドレッシングを愛用しております(味も好みですので)。
また最近では、バジルドレッシングに嵌り結構の頻度で食しています。
こちらもカロリー低めなのでお勧めですね。
話が脱線したので戻します。
そう今回は『胡麻』です!
『ごまをする』といえば、媚びへつらうなんて意味が有りますよね。
その由来が胡麻を、すりこ木とすり鉢ですった際に、胡麻の粒が砕かれて中から油が滲み出てきます。
そうすると、すりこ木とすり鉢にべったりくっつくという現象が起こります。
この様が、ご機嫌取りの場面とそっくりだったからこう言われていたみたいなお話があるそうです。
この様は、余り良いイメージではない行為の様に思われる人は多いのではないでしょうか?
しかし、この一手間がとても大切なのです!

胡麻は香りが良く、栄養豊富なものですが食事の度に『する』のは面倒でしょう。
その為、炒り胡麻で対応なんて人も。
しかしこれでは意味が……。
胡麻は脂質の他に、カルシウム・マグネシウム・鉄分・食物繊維などを豊富に含む健康食品です。
ただ、炒り胡麻をそのまま食べても、こうした栄養価の吸収することは叶わないでしょう。
その原因が、胡麻の殻にあります。
胡麻の殻は非常に硬く、人間の胃腸では消化できない為、食事をしてもそのまま排泄されてしまいます。
つまり、胡麻の恩恵を余す事無く授かろうと思えば、その都度すり胡麻とする事をお勧めします。
また、今は既にパック入りのすり胡麻も有りますが、油が酸化し易いので急いで食べきる必要がありますのでご注意を。
身近に有りますが、意外と知らない事が多いですね!

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